ハルタ建築設計事務所

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ROCKWOOL

1973年にデンマークに創設したROCKWOOL A/Sはヨーロッパ諸国他に20以上の工場を有しています。
日本ではまだほとんど利用されていないROCKWOOL社の断熱材は、天然資源である岩石から作られる建材。
ヨーロッパで最も厳しい安全基準を満たし、人に優しく環境に負荷が少ないということから環境先進国である北欧では約130年前から使用されてきました。
ROCKWOOL断熱材は高密度の繊維を固定し、「動かない空気」で満たすことで熱の移動を防ぎ、高い断熱性能を発揮。その他にもさまざまな機能が評価されており、寒さの厳しい北欧の国々では、スタンダードな住宅断熱材として、ビルや工場の産業用断熱材・保温材・防音材としても使用されています。

ROCKWOOLの利点BENEFITS OF ROCKWOOL

halutaでは、性能が高く、最も信頼性のあるデンマーク製のROCKWOOLを採用しています。ROCKWOOL製品は、希少性がなく持続可能性が高い天然石を原料としており、断熱性、防火性、防音性、耐久性、耐水性、安全性など全てにおいて高い基準を満たしています。ROCKWOOLを使うことで生まれる、人と環境にやさしい省エネルギーな住まいは、次の世代に財産として残すことができ、長く住み続けることができるのです。

省エネルギーENERGY SAVING

建物全体をROCKWOOLで囲むことにより冷暖房費を70%〜90%削減でき、暑い夏も寒い冬も、わずかなエネルギー消費で快適に過ごすことができます。例は7時〜18時を建物の営業時間とし、断熱材使用の建物、不使用の建物共に空調22°の状態を表したものです。ROCKWOOL製品で建物外皮を断熱すると、U値が大幅に低下します。(U値とは壁や屋根を通した熱貫流率を表す値で、断熱性が高いほど数値が低くなる)長い寿命や優れた断熱性と相まって、ROCKWOOLの断熱材はエネルギー消費とエネルギー費用を削減するほか、それらを使用した場合のライフサイクル全体でのエネルギー削減量は、製造に使用したエネルギー量を遥かに上回るため地球環境の持続可能性に貢献します。

耐火性FIRE RESISTANCE

ROCKWOOL製品独自の特徴のひとつは耐火性で、最高1000°Cまで耐えられます。EN13501-1規格の非燃焼性試験に合格し、 建物の火災荷重に含まれないため耐火性を高めます。独自の繊維素材の密着性・積層性により、構造が損なわれず剛性が保たれ、高温の 影響から素材を保護します。こうした難燃性から、建物や工業利用、海上建築などの海洋部門で、耐火性向上のため幅広い分野にROCKWOOLが使用されています。 ROCKWOOLのストーンウールは、非燃焼性、非延焼性、毒ガス非放出性など、断熱材の性能に関する次の試験に合格しています。

防音性SOUND INSULATION

建築部分の防音性は、室内での快適性を大きく左右します。 ROCKWOOLの断熱材は吸音特性に優れ、住宅はもちろんのこと学校やオフィス、公共施設、産業施設で壁や屋根、床下に施工することで、交通音や上下階・近隣の部屋からの騒音といった外部ノイズを大幅に低減できるほか、壁装材や吸音材のライニングに使用することで不快なノイズを低減し、室内の音声が聞き取りやすくなり、円滑なコミニケーションや集中力の向上につながります。【例えば、厚さ50mmのROCKWOOLは建築部材の防音性をSTC(音響透過率)8まで高めます。】 騒音軽減係数(NRC)は、音が特定の表面に達した際の吸音性をあらわす尺度。NRC値1.0は音声エネルギーが100%吸収されることを意味します。 ROCKWOOLの断熱材はBSEN ISO354(2003年)規格に基づく試験を実施した場合、厚さ50mmでNRC値1.0という優れた吸音特性を示します。