ハルタ建築設計事務所

お問い合わせ・資料請求

お知らせ

ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展 のお知らせ

2023.03.01

【ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展】のお知らせ

 

3月1日(水)より、日本橋・髙島屋にて「北欧デザイン展」が開催されます。

世界的にも有名な椅子研究家、織田憲嗣氏の「織田コレクション」による会場構成が行われ、北欧デザインをいくつかのトピックごと紐解かれていきます。

 

今回 スカンジナビアン・リビング @scandinavianjp さんよりお誘い頂き、このような素晴らしい展示に参加することができ、とても光栄に思います。

わたしたち ハルタ建築設計事務所は、<第3章 心の居場所 ~Life with“Hygge”~> にて、模型とパンフレットを展示させていただいていますので、ぜひ見つけてみてください。

 


「ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展」
場所:日本髙島屋S.C. 本館8階ホール @takashimaya_nihombashi
会期:3月1日(水)~ 3月21日(火・祝)
入場料:一般 1,000円(800円)、大高生800円(600円)、中学生以下無料
* ( )内は前売料金。詳細はホームページよりご確認ください。

https://www.takashimaya.co.jp/store/special/hokuou/index.html

 

「どうして北欧ばかりなんだろう」
世界幸福度ランキング、持続可能な開発目標(SDGs)達成度、 ジェンダーギャップ指数(男女平等度)など、 現代で最も重要視されている社会テーマの数々。 なぜ、北欧諸国ばかりが高いレベルで実現しているのでしょう。
北欧の大きな魅力である、世界的評価の高いデザイン。有機的で美しい姿の内側には、北欧独特の暮らし、思想が強く関係しています。 本展では、それを丁寧に紐解くことで、問いへの解を浮き彫りにしていきます。 いずれも高いレベルで循環する、北欧の「デザイン」と「暮らし」と「社会」の関係から、 これからの未来へ繋がる、私たちの暮らし方のヒントを探ります。

 

「ODA COLLECTION」
椅子研究家の織田憲嗣氏が長年かけて収集、研究してきた、20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品群。その種類は北欧を中心とした椅子やテーブルから照明、食器やカトラリー、木製のおもちゃまで多岐にわたり、さらに写真や図面、文献などの資料を含め系統立てて集積されており、近代デザイン史の変遷を俯瞰できる学術的にも極めて貴重な資料で、本展は、織田コレクションを元に会場を構成しています。

 

<第1章>
椅子と生きる ~Masterpiece of chairs~
北欧の人々は、長い人生を共にする椅子の存在をとても大切にしています。この章では、1400 脚を超える織田コレクションより、選りすぐりの北欧デザインを代表する名作椅子を展示します。個性豊かな形状の裏側には、徹底した座り心地が考えられています 。

 

<第2章>
デザインの源 ~Design as life, Life as design~
この章では、北欧各国を代表するデザイナーごとに作品を紹介し、その特徴や美意識の違いを見ながら、北欧らしいデザインの共通点である、シンプルの中にあるどこか有機的なあたたかさ、「オーガニックデザイン」と評される特徴を感じていただけたらと思います。この様な特徴がデザインに現れるのは、男女平等社会である北欧では、デザイナーも日々の家事をこなす生活者である面が大きいのかもしれません。

 

<第3章>
心の居場所 ~Life with“Hygge”~
緯度が高い北欧では、陽がゆるやかに沈むため長い夕暮れ(ブルーアワー)が訪れます。必然的に家で過ごす時 間が長く、ゆっくりと家族で過ごす時間をとても大切にしています。友人を家に招くことも日常的です。 お気に入りの自分の椅子に座り、美しいものに囲まれながら、家族や気の置けない友人との心安らぐ時間。 そんな心のよりどころとして、北欧の人たちは家を自分の作品のようにとても大切に育てています。

 

<第4章>
美しい同居人 ~Arts & Designs~
「日常生活の中に機能性を備えた美を求めることこそ究極の贅沢だ」(グレゴール・パウルソン) 美しさが良い社会を生むという思想と、工業化が進む中でも手工芸品が守られた北欧では、生活の中に優れたデザインのマス・プロダクションと手工芸品が共存。デザイナーが工業製品のデザインと工芸品の制作の両方を手がけた 例も見られ、アートピースもたくさん生まれました。この章では北欧が生んだ一級品のプロダクトやアートピースをデザイナーごとに紹介します。

 

<第5章>
ていねいな暮らし ~Your Happiness?~
ここまで4章に渡り、形を持ったデザインから、北欧の人たちの暮らし方や考え方を見てきました。最終章では 、北欧に暮らす人たちの日常生活をクロ ーズアップし、実際にどんな暮らしを送っているのかを映像でお伝えします。ここに登場する皆さんはごく普通の一般人です。決して華美でなく、自分の美意識に正直に、丁寧に暮らす北欧の人々の姿は、とても満ち足りているように見えます。そこには、静かだけれど強い意志、自分だけのスタイルがあり、「自分のリズムで生きている」ように思えます。そんな、暮らし方に対する自分なりの答えを持っていることが、高い幸福度に関係しているのかもしれません。

 

あなたは、暮らしにどんなスタイルを持っていますか?